2018/02/17(土)
場所:広島市民病院 西棟4階会議室
津山中央病院より藤田浩二 先生、島根大学卒後臨床研修センターより和足 孝之先生にお越しいただき、
第22回HGS「しくじり診断学」を開催しました。失敗症例からの教訓を学ぶことができ、大変勉強になりました。藤田先生、和足先生、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
まず、講義形式で診断エラーの原因やバイアスがどのように発生するのか勉強しました。
その後に自分の中での失敗症例について各班ごとにまとめ上げ、どのようにすれば防ぐことができたかを議論し、症例の発表し「広島クリニカルパール」を作成しました。
症例検討をしている時も多くのバイアスが身近に多く潜んでいることを知り、自問自答しながら診療を行わなければいけないことに気が付きました。
各班の「広島クリニカルパール」を発表した後は、講師の先生方がそれに対するフィードバックをして下さいました。そして、先生方の失敗症例と本日のまとめをして頂きました。
「しくじり」から学ぶ事が最も効率の良い学習法であることを知り、それを仲間の中でシェアすることが大事であることを知りました。
そして、迷ったら患者さんの為に動くように常に心掛ける大切さを改めて実感しました。
最後は「HGS」の「H」にちなんで「H」のポーズ。今後、恒例になる?ポーズです。
どのようにすればバイアスを取り除き正しい判断で診療を行うことができるのか、そして失敗から何を学び、どう活かすべきなのか知ることができました。明日から、使うことのできる実践的な講義・ワークショップであり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
講師の藤田先生・和足先生ならびにご参加いただいた皆様ありがとうございました。